HappyNote♪〜3兄弟母の趣味ブログ

手帳&ノート&文具など好きなものについて書いていくブログ

妊娠と友人関係

先日、念願のmixiに、アオのハハさん からご紹介いただいて、

参加しました!(アオのハハさん 、ありがとうございます☆)


このmixi

「旧知の友人、お知り合いとのお付き合いの活性化を図り、新しい交流を生み出す

 コミュニティーエンターテイメント ソーシャル・ネットワーキングサイト」

とのことで、mixiに昔からの友人を探し出したりすることが出来ます。

私も早速、高校時代の友人と、再会できましたよ♪

このmixiになぜ、私が参加したかったかと言いますと、

「学生時代の友人との交流が途絶えている」からなわけで。


生まれ故郷の小・中学校の友人は、私が中1のときに引っ越してしまい、

それから連絡が途絶えてしまったし、

引っ越してからの中学校では、クラスの女の子と部活の友達ぐらいしか

ぶっちゃけ仲良くなかったので、今でも交流のある友人は数少ないし、

高校時代の友人も、大学行ってからも交流のある友人は

なんだかんだ少なくなってしまったし。


決して、友人を大事にしていないわけではないのですが、基本、私って、

「筆不精」なうえに「ずぼら」なのですね(^_^;)スミマセン


大学時代の友人たちも、いろいろあって、交流が途絶え気味です。

みくさんのからコメントを頂き、さらにはmixiを通じ、大学時代の友人たちを見つけ、

あの頃のことを思い出しました。


大学生活も後半を過ぎた、3年生の夏。

私は今の旦那と出会いました。

日本全国から医療系大学の学生が集まってオーケストラの演奏会をするイベントに

私も旦那も参加していたのです。

それから、電話連絡を取り合って、秋頃から私たちは付き合いだしました。

ひさびさの彼氏。うれしかったのなんの。

旦那は極度の寂しがりやでした。なんだかんだ理由をつけ、暇を見つけ、

さらには、その頃実家が嫌でたまらなかった彼は、

しょっちゅう、1人暮らしをしていた私の家へ、会いにきました。

(後半は、ほぼ同棲状態でしたから・・・)

一緒にいないときは電話&メールの嵐。電話に出ない、メールを返さない

そんなことで、何回も大喧嘩しました。

そんな彼と付き合っていると、今までの友達付き合いにも変化が出てきてしまいました。

友達付き合いや、サークルよりも、自分を優先してほしい彼。

泊まりに行ったり、夜遅くまで友達と話し込んでいたりすると、

ものすごい嫉妬をされました。(相手が女の子なのに!!)

なんだかんだ付き合いは続き、4年生で教育実習を終えた、

私の生活リズムは彼に合わせるうちに、狂い始めていました。

ちっとも勉強してませんでしたからね。さらには卒論もやるはずだったのに、

ちっとも資料集めとかしてませんでしたから。

ズルズルとつられてだらけてしまった私の意志の弱さですね。


そして4年生の夏の終わり。私は妊娠しました。

私の妊娠が分かると、彼は今まで以上に束縛してくるようになりました。

私を大切に、そして心配するあまりでしょう。

私にすべての友人付き合いを実質、禁止しました。

連絡を取ったり、会ったりするのはもちろん、外出さえも必要最小限にされました。

私の携帯に入っている電話番号やメールアドレスを全部消去されたこともありました。

それでも別れたりしなかったのは、生まれてくる子どものことを考えて。

ちゃんと2人で生まれてくる赤ちゃんをむかえてあげたかったのです。

私は友人たちとの付き合いを自ら途絶えさせてしまいました。

彼とうまくやっていくために。


その頃、私の入っていたサークルでは秋の定期演奏会と、

私たちの学年が計画した卒業演奏会の準備に入っていました。

こんな状態ですから、参加など出来るはずがありません。

申し訳ない気持ちでいっぱいで、参加を辞退。

本当はみんなと一緒に吹きたかった。


授業も終わった11月ごろ。私は実家へ帰りました。

産むのであれば、実家に帰ってきなさいと、両親から言われたからです。

私はほとんど誰にも告げず、実家に戻りました。


ひどいことしたな、と今でも思います。

そして、大学時代の友人たち、オケの仲間、先輩後輩には、

今でも申し訳ない気持ちと後悔でいっぱいです。

彼に歯向かう勇気とエネルギーがその頃の私にはありませんでした。


そして、卒業式。

実は、卒業式には出ないつもりでした。

うちの大学の卒業式は、一人ひとり呼ばれて、

卒業証書を台の上でもらうのを知っていたから。

「こんな大きなお腹で、人前に出たくない」

「なにより、あんなひどいことしたんだ。みんなに合わせる顔がない」

そう思っていました。


そんな私の気持ちを察したのか、オケの同じパートの友人からメールがきました。

「今年の卒業式は、名前を呼ばれて立つだけだよ。

 せっかくの卒業式、出てみたら?」

泣けてきました。みんなに会いたい気持ちがあふれてきました。


当日、家にあった母のスーツ(大きいから着れた)で卒業式に出ました。

本当はそれも恥ずかしかった。

「卒業式は袴は着れないだろう。何よりこんなお腹だもの。入る袴はないわ。」

そう思って、本当はすごく着たかった袴を我慢していました。

「着たい」とも言いませんでした。両親に申し訳なくて言えませんでした。

あの頃の私は、何もかもが消極的でマイナス思考だったように思います。

だって、同じ妊婦の友人は、しっかり袴着てましたもの。

探せばあったんですね。探す努力もしませんでした。


久しぶりに会った友人たちは、みんな華やかに袴を着こなして、

みんな輝いて見えました。

話をした友人たちは、どこかよそよそしくて、ちょっと寂しかった思いがあります。

それは仕方ありません。自分のした罪の大きさを痛感し、悲しくなりました。


卒業演奏会。

必要以上に束縛し続けた彼も自分のやったことを理解し、反省してくれ、

演奏会にも行くこともあきらめていた私を

「行こう。行かないときっと後悔する。」

と連れて行ってくれました。

メインしか聞けなかったけど、聞きながら泣きました。

私にとって、世界一のチャイ5でした。


その後、結婚・出産。そして、引越し。

無事、子どもを産んだことを報告したりしたけれど、

ほとんどのみんなには会っていません。

みんな、それぞれイキイキと働いている様子を聞くと、正直うらやましくもあります。

みんなに会うことが怖い、そんな臆病な自分がいます。


もし、これを読んでくれた私の友達がいたら、この場を借りて

改めて言わせてください。

突然、連絡を絶ってしまってごめんなさい。

みんなを傷つけるようなことをしてしまいました。

あやまってもあやまりきれないね。

みんなを裏切ることをたっくさんしたんだもの。

本当に、ごめんなさい。なんだかうまくいえないけど。


毎年、卒業の季節を迎える頃、私の心はチクッと痛みます。


追記・今の旦那は、そんなことないですよ(*^_^*)

    むしろ、友人からの誘いがあると行っておいでと

    子どもの面倒を見ててくれるようにまでなりました。

    人間、変われば変わるものです。