最近の・・・part１

先日、私の作ったmixiのママコミュニティに参加申請があった。

（コミュニティとは同じ趣味や共通点を持った人々が集まって、

お話したり、イベントを通じて仲良くなったりするグループのようなものです。

私の作ったコミュは地域限定のものなので、参加するためには

申請が必要になっています。　）

それは近くの大学の４年生から。
彼女はママではなく、ママになるわけでもない。
ただ、卒業制作でベビーグッズを作るので、
コミュに参加して使用感や意見などを求めたいということあった。
私は許可を出さずに、こんなメッセージを返した。

『このたびは、コミュ参加申請、ありがとうございました。
「京都南部ママの会」は京都南部に住むママの集まりです。
今まで、ママさん以外からの申請を頂いた場合、
私のほうでこういうご案内をいただきましたということで、
コミュのほうに紹介をさせていただくという形を
とらせていただいています。
今まではワークショップやお店の紹介をしたいという方が
コミュの参加を申請されましたが、ママでなければ
すべてお断りさせていただいています。

Ｔさんはmixiを始めて間もないようですが、
もし、卒業研究などでmixiを活用されるのであれば、
コミュニティに参加するというよりも、
自分の日記などを活用して、その日記（作品の内容や
写真などを載せて）を公開し、意見を求めていくのは
いかがでしょうか？
そのような形であれば、私の方から、
皆さんにＴさんのページを紹介＆お願いさせて
頂こうと思いますが･･･。
それでよければ、もっと詳しい内容を書いた
皆さんにむけた文章を考えてくださると助かります。


卒業制作、大変ですね。私は大学出でありながら
卒業研究などの経験がないのですが、友人たちを見ていて
本当に大変そうだなぁと思っていました。
今どきはネットの世界でいろんな意見を聞くことができ、
便利になったと思いますが、出来るだけ生の声を参考に
したほうが良いと思いますよ。(*^_^*)
大学のある所の役所などに行ってみて、子育てサークルの
情報を得て、参加してみてはいかがでしょうか？
代表者の方に連絡をして、こういうことをしていて
ぜひ生のお母さんたちの声を参考にしたいとお願いしてみては？
そのときに作品の試作品などもあると良いですね。
私たちも写真などでみるよりも実際に手に取ったほうが
使い勝手などをもっと詳しくアドバイスできると思います。
まずはご自分の足で協力先を探してみてください。
卒業研究や卒業制作というのはそういう努力にも
意味があるように思いますよ。

生意気な長文、ごめんなさい。あくまでも一つの意見ですので。
Ｔさんの卒業制作がいいものになるよう願っています。
それではコミュの件、よろしくお願いします。』

めずらしく大人な目線で。
翌日、彼女はmixiから姿を消していた。
私にはなんの返答もなしに。

mixiやブログって手軽にいろんな人の意見を聞けるから
便利だとは思う。ブログでアンケートを募り、
それを卒業研究に使うというのも見たことはある。
mixiのコミュで卒研でこんなことをしたいのだけど、
何をしたらいいのかなんていう書き込みを見たこともある。
私は卒研をやっていないから、
偉そうなことは言えないのだけど、こういう書き込みを見ると
「それって卒研？」って言いたくなる。
少なくとも私の知ってる友人たちがやっていたものとは違う。
ネットはあくまでも活用するものの一部だと私は思う。

最近の若い子たちは、
自分のやりたいことを自分で考えられないのかもしれない。
自分のやりたいことをやるために、必要なことを考えるのも
苦手なのかもしれない。
勉強でも仕事でも、今やるべきことすら自分で考えず、
人に頼ってしまうのかもしれない。
旦那の会社に入ってきた新人の女の子の話と重ねながら
そんなことを思ってしまったのでした。

最近の若い子たちは・・・なんて、私もおばさんになったのかしら･･･。