３度目の出産
３度目の出産は、深夜の腹痛から始まりました。
なんとなくいつもと違う痛み。これはもしかして、と考え、
入院の準備を始めました。
なかなか規則的にならなかったので、入院しても大丈夫なように
最低限の部屋の片づけをし、必要なモノを出し、
そんなことをして過ごしましたが、朝になってもなかなか規則的にならない(-_-)
一応、寝ようともしましたが、時折来る腹痛に目が覚め、眠れない。
結局、お昼ぐらいにやっと規則的に１５分おきぐらいになり、
産院にTel。車で産院に向かい、入院となりました。
今回は子どもたちもいたので、陣痛室には一人で入り、
その時を待ったのですが・・・
これがなかなか１０分おきから変化がない(-_-)
夜の９時くらいまでは全然余裕でした。
それからや～っとだんだん陣痛の間隔が短くなり、
１１時過ぎにやっと５分間隔に。
その夜は、お産が立て続けに起きており、
私でなんと３人目！（その後にもう１人！！）
看護婦さんはナースコールを押さない限り、来てはくれず、
旦那は子どもたちの面倒を見ていたので、
自宅におり、孤独な戦いでした。(T_T)
さすがに寂しいし、辛いし、痛いし。
旦那のことが恋しくなりましたよ。
そのうち、今までの痛みとはかなり違う、
強烈な痛みを覚え、さすがにナースコール。
速効で分娩室行きとなり、分娩台にのぼるやいなや、
頭が出てきていたらしく
たぶん１０分ぐらいで、あっという間の出産となりました。
実はこの日、世の中でも騒がれた「超爆弾低気圧」というものが
日本列島をおそっており、外はかなりの大荒れ。
陣痛で苦しんでいた最中にも、窓の外から聞こえる
風の音に、「あぁ、すごい風だなぁ」と思っていたのですよ。
ところが風だけじゃなかったんですね。
ここ、京都にもチラチラと雪
が降っていたのです。
また、分娩室でかかっていたBGMが
クラッシックでもなんか舞踏会で流れてそうな
めちゃくちゃ華やかな曲で、出産を終え、くた～～っとなりながら、
ものすごいキラキラした感じの中に包まれているような気分になったんです。
外でふるキラキラした雪とBGMの中で、
この子の名前には「輝」っていう時を使ってもらおうと思っていました。
そんな感じで生まれたのがタッくんです。
なんともまぁ、印象深い出産となりました。上のお兄ちゃんたちは春生まれなので、
冬の出産で「雪」っていうのがまた良かったです。
陣痛は何度味わっても辛いけど、これを乗り越えた後の喜びは
何度味わっても変わらないし、いいものだと思います。
さて、これからまた子育て、頑張らなくちゃね(^_-)
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