HappyNote♪〜3兄弟母の趣味ブログ

手帳&ノート&文具など好きなものについて書いていくブログ

私たちの結婚

私が結婚したのは、22歳の春。
(といっても、一人で籍を入れに、役所へ届け出ただけですが。)
その時、私のお腹にはもう9ヶ月になる子がいました。
そう、私は出来ちゃった結婚でした。


妊娠に気がついたのは、大学4年生の夏のこと。
当時は二人とも学生で、しかも埼玉と兵庫の遠距離恋愛中でした。
最初に彼に報告したとき、彼は両手をあげて喜んでくれました。
ただ、純粋にうれしかったんですって。
私は、その姿を見て産む決心をしました。
いろいろ心残りはあったけど、でもせっかく宿った命を自ら絶つことはしたくない。

それからはやっぱり大変でした。
お金がないのに、産婦人科通ったり、
卒業だけはしたいから、必要最低限の授業にでるのも、
つわりがひどくてしんどかったし、
何より、そんな状態で遠距離恋愛なのはさびしかった。


あとは、彼の実家のこと。
彼の家は、家柄とかそういうのを気にする家で(関西では普通のことと言う話も聞くけれど)、
私の苗字から、在日朝鮮or中国の人と疑われ、
(こんな表現もキライだし、失礼と思うけど、ごめんなさい、他に言い方が見つからなくて)
大反対にあいました。
そんなの関係ないのにね。みんな同じ人間なのに。
私は、れっきとした日本人だし、そう言われたことに関してはどうとも思わないけど、
今でも、そういうばかみたいな差別する人っているんだなって、正直思った。

結局3代前からの戸籍をみせて、うちの父親の本籍のある辺りを見に行って、
やっと納得してくれて、結婚を許してもらったけど。
お義母さんは、今でもそういうのを気にしてる。
同和の地区とかそういうのだと思う。
関西のあたりは今でもそういうのを気にする傾向があるらしい。
なんで、差別はなくならないんだろう?
そういう風習とか、考えとか。
今は、お義母さんともまぁ、仲良くやってるけど、
そんなこといわれたこと、そういう考えを持ってることはやっぱり忘れられないです。


いろんなことを乗り越え、入籍したあの日。まだまだスタート地点だったけどね。
翌月の5月9日、待望の第1子誕生。
翌年には次男も生まれ、
お金はないけど、幸せに暮らせてる今に感謝♪(ノ´∀`*)